エンディングノートについてご案内いたします。
エンディングノート
人間は必ず歳をとり、体も頭も衰えていきます。
そして最後には、死を迎えることになります。
こうしたプロセスを後悔の無いよう過ごすために、「その時考えればいい」「家族に任せる」と目をそらすのではなく、正面で受けとめると同時に、考えたり話し合ったりすることが大切です。
本人の希望がわかっていれば家族も安心して、よりよい決断をしていくことができます。
「エンディングノート」とは、自分の思いを書き綴っておくものです。
ノートに書くにあたって
書き込んだことも、年月が過ぎたら、気持ちが変わるかもしれません。
その場合、前に書き込んだところを赤ペンで線を引き、新たに書き加えて構いません。
変更したところの横には、書き加えた日付を忘れずに書いてください。書き終えたノートは、その意思表示を実現させるために、いざという時にすぐ取り出せるところに置いておいてください。その場所を、家族にも知らせておくと良いでしょう。
記入し終えたノートには、自らの気持ちを確認した上で、日付を記入して、署名をしてください。ノートは遺言書とは違い、法的効力はありません。
エンディングノートの一部を紹介します
私の人生 | |
出生について | 氏名、生年月日、血液型、出生地、本籍地 |
学生時代 | 得意だった科目、苦手だった科目 クラブ活動(小学校、中学校、高等学校、大学・専門学校・各種学校など) |
仕事の記録 | これまでの就いてきた職業をお書きください これまで勤めてきた会社名をお書きください(部課名も記入) |
両親について | 父親の名前、出身地 母親の名前、出身地 |
兄弟について | 名前、生年月日、現在の住所 |
配偶者について | 配偶者の名前、結婚記念日、出身地 |
子供について | 氏名、生年月日 |
現在の私 | 趣味は何ですか? どんな音楽が好きですか?(曲名や作曲者、歌手名なども分かればお書きください) 何かスポーツはしていますか? これからやってみたいことを書いてください |
私のお葬式 | |
自分のお葬式の規模? | □盛大に □標準的に □近親者のみで |
ご家族はどんな希望をもっていますか? | □盛大に □標準的に □近親者のみで |
どんな宗教でお葬式を行いますか? | □仏教で 宗派・寺院名 □神式で 神社名 □キリスト教で 教会名 □その他 |
遺影の写真について | □遺影に使ってほしい写真がある 保管場所: □これから準備したい □遺影写真は家族にまかせる |
お葬式の形式や演出などについて希望はありますか? | □一般的なお葬式でよい □祭壇にたくさんの花を飾ってほしい 飾ってほしい花: □好きな音楽を流してほしい 曲名: □その他 具体的に |
弔辞(ちょうじ)を読んでもらいたい人はいますか? | □名前 □連絡先 |